ソウル市、「環境影響評価条例」初の制定

ソウル市が20日、市内高層建物の建築や再開発事業のほか、環境影響評価対象の事業と評価の手続きなどを決めた「条例」を来年中に制定し施行する計画だと明らかにした。

これにより、全国の大規模事業などに制限された現行法令上の評価対象事業に該当していない事業も、ソウル市の判断で範囲および手続きなどを決めて、環境影響評価を行うことになる。

ソウル市は、様々な開発事業による環境影響を極小化させ、事前予防的環境管理体系を確立するためには、環境影響評価を市が独自的に行使しなければならないと関係部署に申し入れたことがある。

ソウル市関係者は「条例は、環境・交通・人口・災害のほか、様々な影響評価制度を盛り込んだ「環境・交通・災害などに関する影響評価法規定」に基づき、ソウル市に適切な環境、交通などの影響評価を盛り込んだ形となる」と話した。