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北朝鮮「ウルチ訓練強行すれば交流停止」

北朝鮮「ウルチ訓練強行すれば交流停止」

Posted August. 21, 2000 14:14,   

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北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、今月21日から来月1日まで実施される韓国側のウルチフォーカスレンズ演習が嵐闥ハり強行された場合、‘6・15共同宣言’以前の状態に戻り、南北間における全ての接触、対話、往来と協力が即時停止状態となり得ると警告した。

韓米連合司令部が1年に1度実施する、韓米合同指揮所の訓練であるウルチフォーカスレンズ演習に対する北朝鮮のこのような警告は、このところの南北和解協力ムードを勘案すれば強硬な論調であるため注目されている。

北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)の代浮ヘ声明を通じて「対話相手を脅かす攻撃的な軍事演習が強行され、火薬の臭いがする中での和解と協力はあり得ず、平和を保障することはできない」と警告したことを、平壌放送がこの日伝えた。

また、祖平統の代浮ヘ「自国の統一問題を、我が民族が力を合わせ自主的に解決することで合意し今日まで来たにもかかわらず、我が共和国を脅かす外勢との合同軍事演習を堂々と行なうということは、到底想像できない状態」だとし、「これは対話相手を否定し、世界の前で確約した‘6・15共同声明’そのものを踏みにじるものである」と非難した。

しかし、このような警告に対し、さほど重点を置くべき問題ではないというのが、政府関係者の反応だ。これは▽これまでも北朝鮮が南側の軍事訓練を非難しなかったことはなく▽今回の警告は北朝鮮の軍当局から直接出たものではない▽声明では‘即時停止状態’と比較的ャtトな阜サを用いており▽訓練実施の2日前になって急に発浮オたという点などがその理由として挙げらる。ある当局関係者は「軍隊を持つ国は、訓練を行なわないというわけにはいかず、それは北朝鮮も同じ事」だとし、「今回のように、安保上の問題としてお互いを刺激して不必要な誤解を招かないためにも、1日でも早く南北の政治的、軍事的な信頼関係を穀zしなくてはならない」と話した。



夫亨權(ブ・ヒョンクォン)記者 bookum90@donga.com