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金大統領,離散家族の速急な解決を指示

Posted August. 21, 2000 00:32,   

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金大中(キム·デジュン)大統領は21日,離散家族の問題と関連し,これから,南北間の手紙の行き来,生死の確認,面会所設立などをできるだけ早い時期に実現することに重点的に力を注ぐよう,内閣に指示した。

金大統領はこの日,世宗(セジョン)路にある政府庁舍で行われた国務会議で,今回は200人が往来して1,000人余りの離散家族が対面したが,まだ残っている1,000万人の離散家族と7万人余りの対面申請者を考えれば,このままの方法ではならないとし、このような指示を下ろした。

金大統領はこれに続き,すべてのことは時期を見計らって行うことが大切であり,急ぎすぎて欲を出すようなことになれば,南北関係に悪影響を来たすことも考えられると述べた。また,今回の離散家族相互訪問の成功を土台に,少しずつ南北問題を処理して行くようにしなければならないと話した。

金大統領は北朝鮮が中断を要求したウルチ練習については,ウルチ練習が平和のためのもので,平和のためには頑固たる安保がなければならないと話した。また,最近、ようやく南北間において形成されつつある和解と協力的なム−ドを崩さずようにしなければならないと付け加えた。



崔永默(チェ・ヨンムック)記者 ymook@donga.com