「コリアファイト!」
史上最大の‘コリア応援熱風’がシドニーの空に吹き荒れそうだ。オリンピック期間中、国内からオーストラリアに‘遠征’する応援団だけでおよそ3000名。そこにオーストラリア僑胞を合わせると、シドニーオリンピック韓国応援団はその規模すら把握するのが難しいほどのオリンピック応援史上最大の規模となる。
今回の‘遠征応援団’の特徴は、‘無賃乗車族’と‘善男善女族’が多いという点。これまでは芸能人などの有名人を中心に‘少数遠征派’だったが、シドニーオリンピック応援団には一般市民らも多く参加する。これはまさに‘オリンピック無料イベント’のお陰だ。今年の初めからインターネット、証券、流通、飲料会社らが、オリンピック応援参加のための航空券、宿泊費、そして観戦チケットを負担するというイベントを行い、‘無料の幸運をつかむ主人公’を募集した。一つの企業につきおおむね20〜100名の募集で、すでに500名あまりが幸運を手にしている。参加者たちは1週間ほどシドニーに宿泊し、韓国選手団を応援することになる。
しかし、‘シドニーへの最後の道’はまだ開かれている。今月末まで、東亜(ドンア)日報の東亜ドットコムと韓国通信が共同で募集している‘2000シドニーコリア応援団’がそれだ。この応援団は400名の募集となり、単一応援団としては最大規模のもので、往復航空券、宿泊、食事、入場料などが100%無料。‘応援道士’のチアリーダーも同行して‘お祭応援’となりそうだ。この応援団は9月16日からの5泊6日間、メダルボックスである柔道などの主要種目の応援をすることになる。特に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の英雄、ケ・スンフィらが出場する柔道は、南北選手を共に応援する‘統一応援制’が企画された。東亜ドットコム(www.donga.com)と韓国通信(www.kt.co.kr)など8ヶ所のホームページで応募できる。
この他にもロッテチルソン、インターネットポータルやシティネットなども‘幸運の主人公’を募集している。
だめでもともと、クリックするだけでシドニー?シドニー行きの大きな夢は、スポーツ愛好家たちの8月を熱くさせるだろう。
アン・ジェホ東亜ドットコム記者 sol@donga.com