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'キム・フン中尉死亡事件'マスコミに名誉毀損判決

'キム・フン中尉死亡事件'マスコミに名誉毀損判決

Posted August. 23, 2000 09:09,   

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ソウル地方裁判所民事合議25部裁判長、安泳律(アン・ヨンリュン・判事部長)は23日、キム・フン中尉死亡事件について、殺害犯として間違った報道をされ名誉を傷つけられたとし、金栄勲(キム・ヨンフン)氏と家族がマスコミ3社と編集局長などを相手に起こしていた損害賠償請求訴訟で、SBSに8750万ウォン、京郷新聞に5000万ウォン、東亜日報に3750万ウォンの賠償を命じ、原告の一部勝訴判決を下した。

裁判省は、最終捜査結果が全て自殺であると明らかになった状況で調査当局の捜査発表内容を拡大し、推測で報道し、金氏が殺害犯であるかのような先入観を与えただけでなく、公人ではない金氏の写真と実名まで公表して名誉を傷つけたことが認められると発表した。

金氏は板門店(パンムンジョム)合同警備区域(JSA)副小隊長として勤務していた97年12月まで上部の報告もなく、北朝鮮軍と接触し金品を授受した容疑で起訴され、99年5月軍事裁判で懲役2年執行猶予3年の宣告を受けていたが、金中尉死亡事件に関連した容疑が明らかにされず起訴されなかった。

金氏は「キム・フン中尉の死亡事件は何度も調査した結果自殺であると判明されたのにも関わらず、マスコミが小隊指揮権をめぐって私と金中尉の間に葛藤があり、それが金中尉を殺害した動機になったなどの虚偽の内容を報道した」とし、99年4月に訴訟を起こしていた。