金大中(キム・デジュン)大統領は23日、対北投資の過当競争を防止するために、民・官が参加する南北経済協力諮問会議を構成し、事前調整および調律を通して秩序を持たせなければならないと述べた。
金大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)で国民経済諮問会議を主宰した席で、我が国の企業の過当競争のために北朝鮮に過多な投資をするのは南北のためにならないとし、このように語った。
金大統領は南北経済協力は相互の利益になる方向でなされなければならず、人道的支援は続けるが、施しをするというスタイルの関係は改めなければならないと述べた。また投資の保証、二重課税防止等も南北経済共同委員会で早い時期に制度を確立しなければならないと強調した。
これについて李起浩(イ・ギホ)大統領経済首席秘書官は、民官合同諮問会議を近日中に構成し、南側企業の過当競争防止のための総合的な対策を立てる予定だと説明した。
崔永默(チェ・ヨンモク)記者 ymook@donga.com