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米国企業が北朝鮮に初進出

Posted August. 24, 2000 14:34,   

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米ファイナンシャルタイムス紙は23日、米国の企業が初めて北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で企業活動をすることになったと報道した。この新聞によると、米国の鉱物を主に輸出する会社であるオーロラは、韓国のマグネシウム製造企業と提携して設立した「ホワイトゴールドマウンチテン」というベンチャー企業を通して、北朝鮮産のマグネシウムを輸出することに北朝鮮と合意したとしている。

こうした米国企業の北朝鮮への進出は、米政府が6月に北朝鮮に対する政策を緩めたことによって実現したものである。オーロラは、資本と技術、市場調査を支援し、北朝鮮はマグネシウムの生産を引き受けることにした。まず、マグネシウム20万tを生産して米国やアジア諸国に輸出する計画だとする。ビル・ウォリー社長は、「今回の事業は、良質な北朝鮮産の鉱物を外国に輸出することにより、米国と北朝鮮が事業パートナーとして発展する契機になる」と話した。北朝鮮は、中国に次いで世界2位のマグネシウム生産国として年間100万tの生産能力がある。