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任期満了で昨日帰国した、李洪九前駐米大使

任期満了で昨日帰国した、李洪九前駐米大使

Posted August. 24, 2000 11:36,   

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現政権初の駐米大使に任命され、約2年3カ月間在任した李洪九(イ・ホング、66)氏が水曜日に帰国した。

在任中外交官の定年問題で議論になったイ氏は、今後の計画に関する質問に対し、「大学に勤めていても定年退職する年齢だ。 これからは気楽に暮したい」と述べたが、「もう少し考えてみたい」と余韻を残した。 ソウル大の教授だった彼は、大統領特報、駐英大使、統一院長官、国務総理、新韓国党代表など、歴代政権で政府与党の要職を幅広く経験した。

—帰国した感想は…。

「責任を果たしたようで気が楽だ。 しかし、国事は一日たりとも休めない。これからは外交通商相としての役割が問われるだろう」

—かつて対北朝鮮政策を主導した経験に基づき、現政権の対北朝鮮政策に対してアドバイスをするならば…。

「南北間に隔たりはあるが、民族共同体は復元すべきである。 新しい意味の新たなる共同体を構築するため、長期的な視野に立って仕事を進めるべきだろう。 大きい問題はないが、かなりの時間が必要だろう。 安定した計画と努力が求められる」

—駐韓米軍の地位を巡る論議が行われているが…。

「特に懸念することではない。 但し、我が国の地位がかつてより高くなっただけに、諸問題に対して慌てず、知恵を持って対処すべきだ」

—米朝関係の進展に対する展望は…。

「速いスピードで進展するだろう。 南北関係が好転すれば米朝関係も改善する。 全体的に非常に見通しが明るい。 歴史的な流れを掴み、落ち着いて推進していくべきだ」



夫亨權(ブ・ヒョンゴン)記者 bookum90@donga.com