6.25戦争(朝鮮戦争)当時、戦争捕虜として抑留を強いられ、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に居住していた国軍捕虜4名がこのほど帰還したことが明らかになった。関係当局によると25日(金曜日)、今年の初めに北朝鮮を出発し第3国に滞留した後、先月7月に帰還したが、帰還経緯は明らかになっていない。
現在これら4名の国軍捕虜は戦死者として処理されており、国立顕忠院に位牌が安置されているとある当局関係者が語った。これまでに帰還した国軍捕虜は趙昌浩(ジョ・チャンホ・70)さんを含め15名だ。一方、国防省は帰還した国軍捕虜や脱北帰順者、国内縁故者の証言により、現在生存の確認が可能な国軍捕虜は343名と発表していたが、今回の帰還により生存が推定される捕虜の名簿がさらに増える見通しだ。