朝鮮戦争などににより分断された韓国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)を繋ぐ京義(キョンウィ)線の復元と共に道路建設に合意するなど、韓国と北朝鮮間の人的、物的交流の拡大が現実化される見込みだ。「現代(ヒュンダイ)と北朝鮮が合意した通り、北朝鮮の開城(ケャ?に2000万坪規模の工団を建設すれば、鉄道だけでは運送量を収容できないため、人的、物的移動がより自由にできる道路建設が不可避だ」と南北当局者は判断している。いわば、ャEルからムンサン、開城までは昔から国道1号線があるが、非舗装2車線道路で、経済観光特別区域になる開城と韓国間の交流を収容するには不充分であるということだ。地雷と森、軍事施設がある地域に鉄道工事をするための車両と人員を収容できる公社用道路も必要だ。
▽どのように工事するか=期日が差し迫っているため、設計と工事を同時にするファストトラック公法が用いられる方針だ。さらに6ヶ月以上かかる地雷除去に備えて韓国側の12km区間の工事区間を分けて区間別に地雷除去と基盤工事を同時に実施する計画だ。
道路の場合、韓国側の区間である統一大橋から長湍(軍事分界線)までの6kmは、自由路のように中央に4車線の敷地を置き、両側にそれぞれ片道2車線の道路を設置する嵐閧ナある。北朝鮮側も開城から板門店(パンムンジョム)までの既存道路以外に、開城から長湍(チャンダン)まで道路を設置しなければならないが、その件に関して具体的な計画はまだ明らかになっていない。鉄道は既存路線に沿って設置するが、臨陣江(イムジンガン)鉄橋の安全を点検した結果によっては新しい鉄橋を建設する可柏ォもある。北朝鮮側は、開城から4km地点までには鉄路が残っているが、軍事分界線までは全面撤去されている状態だ。したがって開城から長湍までの12kmのうち、8kmを施工しなければならない。韓国側の計算だと、890億ウォン程度の費用がかかる見通しだ。
▽忙しい施工企業ら=京義線と国道1号線の南北朝鮮をつなぐ工事の事業主として内定されている現代、サムスン、大宇グループの建設会社は、歓迎する雰囲気の中、早速に準備作業を始まる模様だ。現代峨山(アサン)を主にして対北朝鮮事業を運営してきた現代建設は、土木事業チームを柱として実務的な準備作業に着手した。また年初からグループの南北経済協力事務局を主にして対北事業を推進しているサムスン物産の建設部門チームは、専担チームを告ャするなど、準備作業で忙しい様子だ。
年初から対北経済協力事業チームを告ャ、運営している大宇建設の関係者は「来月15日に嵐閧オている着工に控え、コンメ[シアムを告ャして企業別に事業費の分担比率などを協議するなど先決課題が多い」とし、「期日が差し迫るほど、企業間や民官間の協議体制の告ャが急がれる」と強調した。