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メリルリンチ報告書:韓国に対し、銀行の低金利提案

メリルリンチ報告書:韓国に対し、銀行の低金利提案

Posted August. 28, 2000 16:01,   

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韓国の金融市場を回復させるには、更なる金利の引下げが必要だという指摘が出た。米国系の証券会社、メルルリンチは、最近の報告書で、現代グループの流動性問題が短期的には市場心理に否定的な影響を及ぼすかもしれないが、長期的な韓国金融市場の見通しでは、現代グループの問題より、韓国国内の資金の流れが正常化するかどうかが問題だと分析している。

メリルリンチは、最近、投信圏に対して非課税金融商品が導入され、5兆ウォンを超える資金が株式市場に流入されて預金金利との差が少ないとし、金融機関への資金の流入速度は期待より以下だと評価した。また、銀行が今月に入って、預金金利を平均0.5%引き下げたが、通貨危機以前よりも割高の水準である。さらに銀行の預金金利と資本市場の金融商品の収益率の隔たりが十分に拡大されるまで、投信社への資金流入が加速化して株式市場も回復すると予想し、資金の流れの正常化に向けて金融産業(銀行など)の統合など、第2次金融構造調整が必須的であると主張した。メリルリンチは、第2次金融構造調整が今年末までに現実化されるとみられる一方、来年初まで資金の流れの正常化はムリだという見込みだ。