民主党は30日(水)、ソウルオリンピック体操競技場で党総裁の金大中(キム・デジュン)をはじめとする9000名余りの議員が出席する中で政党大会を開き、7名の最高委員を競選で選出し、徐英勲(ソ・ヨンフン)現代表を代表最高委員に指名するなど、今後2年間党を牽引する新しい指導部を構成した。この競選には15名の候補が出馬し、4人の連記投票式で進行した最高委員選挙の結果、韓和甲(ハン・ファガプ)候補が4993票を獲得して57.3%の得票率で1位となった。
李仁済(イ・インジェ)候補は3862票で2位、金重権(キム・ジュンクォン)、朴相千(パク・サンチョン)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)、金槿泰(キム・グンテ)、鄭大哲(チョン・デチョル)候補がその後に続いて当選した。最高委員の競選投票には議員8710名が参加し、92.9%の投票を集めた。
金大統領はこの日の演説で「民主党政権1期目は人権保障、外貨危機克服、情報化推進、南北和解時代の幕開けなど、かなりの成果を挙げ国民の70%が第1期の功績に対し肯定的な評価を下しており、我が党は誠意と努力を尽くし国民の期待になんとしても答えるために全力を尽くそう」と訴えた。
金大統領はまた、「民主党は民主主義、市場経済、生産的福祉という3大理念を根幹にした人権国家、民主国家の創造などの5大課題を果たさなければならない」とし、△人権法および反腐敗基本法の制定 △国家保安法の大幅改正 △4大改革および知識情報化の完遂 △国民大和合 △民族相生時代の幕開けなどを目標に掲げた。