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中国産唐辛子で農薬成分検出

Posted August. 31, 2000 11:31,   

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鉛ガニ、鉛フグ、タールゴマに続き中国産の乾燥させた唐辛子で、人体に有害な成分であるディコフォール(dicofol)が発見された事実が分かった。

京仁(地方食品医薬品安全庁は30日、「5月20日、京畿道高陽市一山のハンイョンフードの代表が中国から輸入し、乾かした唐辛子の1万kg(2160万ウォン相当)を精密検査した結果、ディコフォールがkg当たり1.629mg(kg当たり1.0mgが基準)が検出され、全部廃棄処分することにした」と明らかにした。

遺棄塩素系の農薬・ディコフォールとは、無色結晶体で鳥類、哺乳類、昆虫などに毒性として作用するもの。その一方、京仁(キョンイン)地方安全庁は、今後とも仁川港の国際旅客ターミナルの入国場で、行商人が搬入する中国山農産物に対して無作為に採取し、安全検査を実施することにした。

このため、同庁は30日、農産物においての安全検査を専担するチームを構成した。また、安全性検査で非適合判定を受けた農産物については、その結果が出る次第、税官に通報し、全量を誘致するとの方針だ。