国際原油価格がまた大幅に値上がりし、韓国の輸入原油のほとんどを占めるドバイ産原油の価格が90年ガルフ戦争以降の最高値をまた更新した。
国内の精油業界も9月1日からさらにガソリンの価格を上げることを決め、3ヶ月連続で最高値を記録することになる。
韓国石油公社などによると31日(木曜日)、30日国際現物市場でドバイ産国際原油価格は10月のインド産基準で29.07ドルを記録し、今年に入っての最高記録である。これは90年10月ガルフ戦争以降で最高値であった28日(月曜日)の28.93ドルを越える数値である。
一方、LG精油は最近の国際原油価格の上昇により、9月1日0時からガソリン価格を1リットル当り30ウォン値上げした1329ウォンで販売すると31日発表した。これにより、ガソリン販売価格はこれまでの1リットル当り1299ウォンに続き、また史上最高値を記録することになった。
LG精油は、灯油と軽油の販売価も1リットル当り30ウォンずつ値上げし、室内用灯油は590ウォン △ボイラー用灯油は580ウォン △軽油は664ウォンでそれぞれ販売することを明らかにした。
SK、現代精油、エッツオイルもLG精油の価格値上げ幅と同じ水準で石油製品価格を値上げした。