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非転向長期囚2日の午前,北へ送還

Posted September. 01, 2000 09:38,   

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リュ·ハンウク(89),ウ·ヨンカク(71)さんら,北朝鮮へ行くことを希望している非転向長期囚63人が2日午前10時に板門店(パンムンジョン)を通り,北に送還される。

統一省の当局者は1日このように語り,非転向長期囚の身柄は93年の李仁模(イ·インモ/83)さんの送還慣例に従い,2日,板門店中立局監督委員会の会議室にて健康診断記録と共に北朝鮮側に引き渡されると明らかにした。

この当局者は今回の長期囚の送還は6·15共同声明と南北赤十字会談での合意に基づき行なわれたと説明しており,政府は今回の処置が拉北者(北側に拉致された人)及び国軍捕虜問題など,南北間の人道的問題の本格的な解決のための転機となるよう力を尽くすつもりだと付け加えた。長期囚63人はこの日ソウルのブカクパ−クホテルに集まり,北への送還手続きなどの案内事項を伝えられた後,北朝鮮に持っていく個人の持ち物の通関手続き(CIQ)を踏んだ。

政府は非転向長期囚の送還において別途の手続きがないため,交流協力法上の訪北手続きに従って訪北期間を最長期間である1年6ヶ月と明示した訪北証明書を発行した。

今回送還される63人はほとんど韓国への工作員(スパイ)として派遣された後,逮捕もしくはパルチサン,人民軍として活動しながら検挙され,短くは15年から長くは45年にかけて長期服役した者で年齢別にみると70歳以上が全体の82.5%の52人にのぼる。