「奇跡の男」李亨沢、USオープン16強進出

韓国男子テニスの看板スーター、李亨沢（イ・ヒョンテク・24・サムスン証券）が今シーズン最後のメジャー大会である2000USオープン（総賞金1500万ドル）において史上初となるベスト16進出の快挙を成し遂げた。

世界ランキング182位の李亨沢は3日、米国ニューヨークで行われた男子シングルスの3回戦で、世界ランキング67位のライナー･シュトラー（ドイツ）を3-1(6-2、3-6、6-4、6-4）で破るという波乱を巻き起こした。

5日にはメジャー大会通算13回の優勝経歴を持つピート・サンプラス（米国）とベスト8進出をかけて争う。

李亨沢のメジャー大会4回戦進出は韓国男子選手としては史上初。女子では81年USオープン女子シングルスでイ・ドクヒが一度だけ進出した。今大会での4回戦進出により賞金5万5000ドルを確保した李亨沢は、164点の世界ランキングポイントを獲得し、韓国男子選手としては歴代最高の世界ランキング110位圏まで上昇することになる。

金鍾錫（キム・ジョンソク）記者 kjs0123@donga.com