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150ヶ国首脳、21世紀の国連の役割を決める

150ヶ国首脳、21世紀の国連の役割を決める

Posted September. 05, 2000 12:21,   

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地球村の150ヶ国余りの首脳が一堂に会する「ミレニアム首脳会議(ミレニアム・サミット)」が、6日から3日間の予定でアメリカのニューヨークに所在する国連本部で盛大に開催される。

テーマは「21世紀の国連」。第2次世界大戦後設立し、会員国が188ヶ国に増えた国連が`、「新時代の国連の在り方」を模索する旨で会議が開かれると、ニューヨーク・タイムズ誌が3日伝えた。

▽どのように進められるか=初日の6日午前、開幕式典に継いでアナン事務総長および総会の共同議長の演説と共に、クリントン米大統領が主催国首脳の資格でまず演壇に上る。これに続いて、各国の大統領と総理、代表らが決められた順番に従い5分ずつ基調演説をするなど、8日までこの日程が続く。

▽何を論議するか=インターネットと世界化に集約される21世紀の時代的な変化に合わせて、国連の新たな役割と意義を定立しようというのが協議の大筋。各国の国連代表部が話し合っている宣言文「21世紀の国際社会の方向」は8ページに渡って国際平和と安保、貧困退治、環境などに関した地球村レベルでの目標を提示する予定。また、先週、クリントン大統領が次期政府に手渡した国家ミサイル防御体制(NMD)問題が激しい論争の種になる見通しだ。

▽非常体制のニューヨーク市=国家首脳などVIP警護対象だけでも245人にのぼっており、アメリカ政府の警護当局とニューヨーク警察は超非常状態だ。政府は国税庁や関税庁などから人力を支援してもらう一方、ニューヨーク市は6000人余りの警察を追加で街道に配置する計画。



李鍾鎡(イ・ジョンフン)記者 taylor55@donga.com