全国の医大教授協議会の決定に従い,医大の教授達が5日(火)から外来診療を中斷している中、医療界内部でも今回の事態に對する批判の声が高くなっている。
人道主義実践医師協議会はこの日の午前、ソウルの中区ジョン洞にあるセシルレストランで記者会見を行い、政府の総体的医療改革措置と共に、医療界のスト撤回を促した。医療大乱の根本的な原因が現在の間違った保健医療制度であったとしても、国民の健康に害を与えるストで問題を解決しようとするのは間違っていると主張した。
8月27日に結成された医師と医大生による医療団体医療改革希望連帶(希望連帶)も,医療界の政府に対する要求案を批判した。
一方,医大の教授達は4日に続き、この日の午前、病院別に会議を開き,外来診療の全面的な中斷方針を確認し、外来診療から撤収,ボランティアや当直勤務の形で一部の重体患者と予約患者の診療だけを行った。20の主な大学病院の中で,教授達が外来診療を中斷した所は16ヶ所。
大韓薬劑師会は,医藥分業案の歪曲を阻止するために、闘争組織の結成と方向を話し合っている最中であり、ソウル市の藥劑師会は6日、医藥分業への参加か不参加を問う投票を実施する計画であるため,医藥分業事態は今週が最大の峠になるのではないかと見られている。