来年3月から海外で2年以上学校に通った韓国人に対して、帰国後韓国国内の外国人学校に入学できるようにした。
教育省は4日、韓国人においての外国人学校の入学資格を大幅緩和するとの内容を骨子とした「外国人学校制度の改善計画」を発表した。
この計画は、韓国人においての外国人学校の入学資格を現行、海外の居住期間が5年以上だったのを2年以上に緩和し、外国人学校が韓国人学生を入学定員の20〜30%まで受けいれるとの内容が含まれている。
韓国国内に外国人学校は、全部60校で定員が7000〜8000人になっており、韓国人学生が2000人ぐらい入学できる見込みだ。
外国人学校の卒業生については、現在のように大学入学の際、外国人の特例入学資格など、特恵は与えない。しかし韓国語と韓国文化に関する教育課程を運営する外国人学校に限って、学歴を認定して卒業生が検定考試をパスしなくとも、上級学校に入学できるようになる。
教育部は、現在60の外国人学校のうち、任意団体の形で運営されている38校に対して、小中等教育法に基づき学校として認めることにした。
教育部は、外国人に限って外国人学校を設立する資格を与えたが、外国人を招請したり、雇用する法人や、外国政府の推薦を受けた個人に対しても学校を設立できるよう、設立要件を緩和する方針だ。
河俊宇(ハ・ジュンウ)記者 hawoo@donga.com