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韓国、短期外債の急増で経済が揺れる見通し

韓国、短期外債の急増で経済が揺れる見通し

Posted September. 05, 2000 19:40,   

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政府の短期外債に対する抑制政策が効果が挙げられず、満期1年未満の短期外債が大幅に増えている。短期外債が急増する場合、経済運用に深刻な影響が出ることから懸念の声が高まっている。

財政経済省が5日発表した7月末の総外債金額の現況によると、長短期外債を合わせた総外債は、7月末現在、1421億ドルで6月末より11億ドルが増加し、1ヶ月ぶりに増加に転じた。

特に満期1年以上の長期外債の金額は943億ドルで、7月中に3億ドルが増えていたが、短期外債は1ヶ月のあいだで8億ドルも増加し、総額478億ドルに達した。短期外債は昨年10月から増え続けている。短期外債が増えているうえ、さらに今後も1年内に償却満期に至る長期外債を合わせた流動外債(1年内に償却しなければならない外債総額)も7月末で、645億ドルになり、1ヶ月の間6億ドルが増加した。

総外債で短期外債が占める比率は、7月に33.6%で、1998年3月末(34.7%)以降、最も高かった。短期外債の比率は、前年の12月末の27.9%▽今年3月末の30.3%▽6月末の33.4%ーーと7ヶ月連続増加している。



權純活(ゴン・スンファル)記者 shkwon@donga.com