来年度予算案の編成作業が党政協議過程から難航している。租税負担が高いうえに、税出予算も効率的に組まれていないという指摘だ。
政府と民主党は5日午前、2001会計年度予算案確定のため党政協議を開いた。この席で民主党は企画予算所が出した101条規模の予算案が国民の負担をより重くし、税出面でも非効率的な側面が多いと指摘し、大幅な修正を求めた。
民主党のイ・ヘチャン (李海チャン)政策委員会議長は国民の生活が難しい状況で予算を今年より6兆ウォン増やすことは問題であるとし、政府の予算案を全面的に点検し、国民の負担を減らすか技術的に分散させる法案を準備すると明らかにした。
政府は来年度の経常成長率を8〜9%に設定し、これより2〜3%低い線で予算規模を確定したと明らかにしている。
専門家は、しかし最近の景気鈍化に照らしてみると8〜9%の予算成長率はあまにりも楽観的だと主張している。特に景気下降の局面で、税金を過剰に徴収すれば、企業活動を大きく害するとのことだ。予算規模が100兆ウォンを越えたという事実も社会全般に心理的インフレを起こし、道徳的な緩みまで起こりうるという指摘が出ている。
李勳(イ・フン)記者 dreamland@donga.com