部所別に異なっている規格など「国家標準」が大々的に統合・整備される。
産業資源省は部所別に各々適用してきたあらゆる規格を統一させるため、今月中に19部所の国家標準現況調査に乗り出す、と昨日発表した。
産業資源省はこれを通じて、国家標準規格(KS)に当たる各部所の規格を精密調査することによって、それぞれ異なった規格の現況を把握し、統一していく方針だという。
政府がこのように大々的な国家標準整備作業に乗り出すことにしたのは部所間の規格が異なっており、KSとも一致しない場合が多いので少なからずの混乱が生じ、無駄遣いも多いため。
1998年末を基準に、政府部所の国家標準1万7418種に対象に調査した結果、KSと一致するのはわずか1136種に過ぎず、一致率が6.5%に止まった。
これは同一品目に対して19部所がそれぞれの独自的な国家標準を定め、運営しているためである。国家標準が60余りの別々の法律によって運営されているので、部所ごとに標準の書式用語の基準が異なっているのが実状だ。
たとえ、水質汚染測定時にもKSと環境部が規定する試験方式がそれぞれ異なっている。KSは水質検査を128項目に規定している反面、環境関連法には食水(飲用水)51項目、排水29項目に分けられている。
これにより、産業現場で混線を引き起こすのはもとより、国家標準の信頼性事態も疑問視された。
産業資源省が今回の調査結果を受けて、各部所間の国家標準を総合調停する機構である「国家標準審議会」に加え部所間の相違規格の比較分析結果を参考に、乱立した国家標準を整備する計画だという。
李明宰(イ・ミョンジェ)記者 mjlee@donga.com