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釜山国際映画祭、開幕作品はインド映画

Posted September. 07, 2000 19:57,   

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10月6日から14日まで開かれる第5回釜山(プサン)国際映画祭の大まかな流れを見てみよう。全55ヶ国から出された211本の作品で賑やかに映画祭を催すとのこと。開幕作品としてはブダデプ・ダスグプタ監督の『レスラー』が、閉幕作品としてはウォン・カーウィ監督の『華陽蓮華』が選定された。

今回の映画祭は、なかなか見られなかった中央アジアの映画を多く招いたという点と女性監督達の映画が増えたという点で関心を集めている。カザフスタン・トルクメニスタンなど中央アジアの映画が『天山を越えてきた映画』という特別プログラムとして上映される予定であり、女性監督の映画は招待作品のうち約20%(400余本)に達する。

特別プログラムの中には韓国の古典『春香伝』を扱った『永遠なる古典の香り−春香伝特別展』が目を引く。1961年ホン・ソンギ監督演出の『春香伝』から2000年イム・クォンテク監督が演出した作品まで『春香伝』をモチーフにした6本の映画がこのプログラムを通して上映される予定。

今回の映画祭では、他の年と異なり海外のゲストの面々が賑やかだ。『パリテキサス』『ベルリン天使の詩』などを演出し、最近では『ブエナビスタ ソーシャル クラブ』などデジタル映画にまで手を伸ばしたニュージャーマンシネマの旗手ビム・ベンドス監督が来る予定であり、フランスのヌーベルイマージュの先駆者リュック・ベッソン監督も訪問する。

関心を集めていたジャン・マンオクの訪問はまだ決まっていない状態。しかし映画祭事務局側は交渉を続けており、訪問の可能性は90%以上と明らかにした。

映画祭側は平壌(ピョンヤン)国際映画祭側との交流を通して、多数の北朝鮮の映画を招待・上映する予定であったが、政府との調整が遅れ、今年ㅗㅁ

難しい状態である。

一方、釜山国際映画祭は今年から1日3、4回ずつ深夜上映を実施し、「映画祭の夜」を熱く演出する予定である。上演館も12個から15個に増やした。

前売券発売所は釜山銀行の各支店とソウル劇場、釜山大映劇場、釜山劇場、野外上映場などであり、9月22日(金)から予約を受け付ける。映画祭公式ホームページ www.piff.org でも予約可能。入場料は開閉幕作品10,000ウォン、一般映画観覧料は4,000ウォンである。

(問い合わせ 82-2-3675-5097)