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金大統領:南北協力のための国際社会を指示

金大統領:南北協力のための国際社会を指示

Posted September. 07, 2000 11:07,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は今日午前(以下韓国時間)、「統一は我が民族の究極的目標である」とし「どんなに長い歳月をかけてでも必ず平和的に行われるべきで、金大中大統領、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長との間において、南北相方にとって共に成功する統一を達成するということで合意した」と述べた。

金大統領は、今日未明、国連本部総会会議場で開かれたミレニアムサミットで‘南北首脳会談と韓半島の平和政策’というテーマの基礎演説の中で上記の発言をし「南北首脳会談を通じて私と金委員長は、どのような事態であっても戦争は二度と起きないよう努力することを誓い、北朝鮮側への吸収、韓国側への吸収、そのどちらも排除するとした」と強調した。

引き続き金大統領は「民族が自主的に統一を追求していく上での当面の課題としては、南北間での平和政策、経済、社会、文化分野における交流、協力を推進していくこと」とし「今後も南北首脳による相互訪問や閣僚級会談などを引き続き行い、韓半島での恒久的平和政策と交流協力の拡大に向けた努力を惜しまないとし、韓半島におけるこのような発展は、東北アジアはもちろんのこと、世界平和にも大きく寄与するもの」だと述べた。

金大統領は特に「国連は20世紀において人類の平和と福祉のための輝かしい業績を残したが、世界平和の実現、開発途上国への経済発展支援、人権拡張、貧困の救済、テロ防止、地球環境の保護など、これからの21世紀においても解決すべき任務はより重大なものとなる」とし「世界各国は国連を中心に固く団結し、21世紀が人類史上もっとも平和でもっとも希望に満ちた世紀となるよう尽力いたしましょう」と訴えた。

金大統領はまた「韓国はこれからも国連の尊い役割に対し、あらゆる協力を惜しまない」とし、国連ミレニアムサミットの共同議長による、6・15南北共同宣言に対する支持声明発表の決定に感謝の意を表した。