株価が続落している。
昨日、ソウル株式市場での総合株価指数は、9時3分現在、前日に比べ19.67ポイント下落した657.02ポイントとなった。9月ものの先物も2.50ポイント下落した82.00ポイントである。コスダック指数も1.95ポイント下がった、105.46ポイントであった。
この日の株式市場は、前日、直物価格が先物価格を上回るバックウォーデーション(Back Wardation:株価指数先物市場で先物価格が現物価格よりも低くなる現象)を出したことでプログラム関連株の売りが先行し、米ナスダック市場安の影響に刺激され機関と外国人が売りに出たため、開場早々の大幅下落となっている。
現代電子などの半導体株はもちろんポハン製鉄、韓国電力、タバコ人参公社など公企業の株、SKテレコム、デイコム、韓国通信などの情報通信株などの指数に影響を及ぼす優良株が値を下げている。
プログラム株の売り渡しは差益取り引き209億ウォンを始め、272億ウォンを記録し、プログラム株の買い受けは10億ウォンに過ぎず、株価下落の直接的な原因となっている。
外国人と機関が26億ウォン、160億ウォンの売りに出ている中、個人が141億ウォン、その他の法人が45億ウォンで買い入れているが、株価の下落を止めるには力不足である。
一方、コスダックは個人が148億ウォンを売りにだしたのに対し、機関が70億ウォン、外国人が7億ウォン、その他の法人が71億ウォンを買い入れているが、ナスダック市場の暴落や取引所の下降傾向などの影響を受け、難航が続く見通しだ。
個別銘柄は、時価総額の上位銘柄が値を下げており、全銘柄が下落している。