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デジタル時代、かえって紙の消費が増加

Posted September. 07, 2000 11:24,   

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韓国も他の先進国のようにコンピューターとインターネットが発達しているにもかかわらず、紙の消費が増えていることが分かった。

「コンピューターとインターネットの普及によって紙を使わないOA時代が到来し、紙の消費が減っていく」との未来学者らの予想とは反対の現象が起きている。

現代経済研究院は6日、「デジタル時代と紙の消費」という報告書で、「今年上半期の紙の消費量は、334万tとして前年同期(296万t)に比べ12.8%が増えた」とし、「外国為替危機(IMF)以降、紙の消費が一時的に減ったが、景気が回復しながらインターネットの普及によって増加に転じた」と明らかにした。

韓国国内の紙の消費量は、70年代以降、毎年増え続け、97年の690万tでピークに達したが、外国為替危機の時期であった98年に527万tに減少した。景気が回復し始めた99年に671万tと再び増加し、今年は歴代最大消費量を記録することが確実視されている。

米国では90年代末、デジタル時代に入って紙の消費がかえって増えていくとの報告書が幾度も出たが、韓国は同期間、外国為替危機であったため、コンピューターやインターネットの普及と紙の消費との相関関係を測定することが難しかった。



李炳奇(イ・ビョンギ)記者 eye@donga.com