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韓国野党、ソウル駅で集会 ー 不法貸出しや選挙費用の調査をめぐって政府糾弾

韓国野党、ソウル駅で集会 ー 不法貸出しや選挙費用の調査をめぐって政府糾弾

Posted September. 07, 2000 19:09,   

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きょう韓国ソウル駅で開かれた野党・ハンナラ党の集会は、ハンビッ銀行の不正貸出し事件と選挙費用捜査についての政府の介入疑惑などをめぐるものだった。議員らは「無脳政権」「その日その日のことしか考えない政権」などと政府を糾弾、刺激的な用語で金大中大統領と与党の民主党に対する政局対処方式を強く非難した。

ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁は、今まで裏工作をし、野党議員を奪っていくなど金大統領は幾度も不意打ちを食らわした、と主張した。金徳竜(キ厶・トクリョン)議員は、「中小企業らが1000万ウォンを貸出しするためには、これから銀行ではなく文化観光省に行けばいいのか」とし、ハンビッ銀行の事件に関連した疑惑が持たれている朴智元(パク・ジウォン)文化相をターゲットに攻撃した。

崔秉烈(チェ・ビョンリョル)副総裁は「昨日、与党の最高委員が、わが党が分裂するであろうと話したが、ハンナラ党が分裂する前に与党が空中分解するだろう」と主張し、李富栄(イ・ブイョン)副総裁は「もし、縮小、工作、隠ぺいと関連したノーベル賞があるならば、それこそ金大統領にあげるためのものだ」と話した。

呉世勲(オ・セフン)、李性憲(イ・ソンホン)、元喜竜(ウォン・ヒリョン)議員の初選議員3人は集会前、与党について痛烈に非難した。呉議員は「ハンビット銀行事件で見たように今の政権が特権層のための、特権層による、特権層の政権だ」とし、「金大統領が去る日曜日に行なわれたテレビ局との特別会見で、ひと事の解明もせず、まる一時間ずっと威張った発言ばかりであった。この政権は中身はなく、見せかけだけだ」と糾弾した。

元議員は「資本金5億の会社が1004億ウォンを貸出しできるのはありえないことだ。金大統領の悲惨な最後を見た。金大中大統領がそのようにならないよう、大統領のつまった耳を通し、国民の声を明確に聞けるようにしよう」と主張した。