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[韓米首脳の対話録] 米”北米関係解決に助け船を”

[韓米首脳の対話録] 米”北米関係解決に助け船を”

Posted September. 08, 2000 13:01,   

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韓国の金大中(キム・デジュン)大統領とアメリカのクリントン大統領の米韓首脳会談は7日夜(韓国時間)、両首脳の宿舎であるウォールドフアストリア・ホテルで、金大統領がクリントン大統領を訪れる形で行われた。

下記の内容はは両国首脳の対話の要旨である。

▽クリントン大統領=金大統領が韓国と北朝鮮だけでなく、地域安定のためにも極めて勇敢かつ有意義なことをしたと思う。▽金大統領=南北首脳会談に引き続く措置が順調に進められている。特に、北朝鮮が話し合いの前提条件として求めてきた駐韓国アメリカ軍・連邦制度・国家保安法などの3つの問題について、かなり前向きに解決することができた。

▽クリントン大統領=李永南(イ・ヨンナム)・常任委員長問題は遺憾でならない。アメリカは問題収拾に全力をあげたものの、取りやめになってしまった。この問題がうまく解決出来るよう助けてほしい。

▽金大統領=韓国も努力するが、アメリカも一層努力してほしい。

▽クリントン大統領=金大統領も触れたことがあるが、ミヤンマーのアウンサン・スージー女史が軟禁から解放されないのは問題だ。スージー女史の政治活動が再開できるようにしなければならない。

▽金大統領=10年以上、国民の70%の支持を受けた政治家が抑圧状態にいるのは反民主的なこととしか言えない。国連はミヤンマー問題解決を決議したのにもかかわらず、実践出来ずにいるのは残念だ。今日の円卓会議でもこの問題が提議されると思う。

▽メドゥリン・オルブライト米国務長官=アジア諸国の発言が非常に重要だ。特に、金大統領の関心とリーダーシップが必要だ。

▽金大統領=韓国国民は伝統的な友好関係から見て、アメリカとの協力をもっとも大事にしている。時々、アメリカ内のマスコミに反米運動が起きているのように報道されたが、これは事実ではない。ただ、米韓駐屯軍地位協定(SOFA)をドイツや日本並みの水準に変えるべきだとの要求はある。両国の話し合いがうまく行けば、この問題も解決できるだろう。



崔永默(チェ・ヨンムク)記者 ymook@donga.com