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韓・露首脳東北アジア経済協力共同努力確認

韓・露首脳東北アジア経済協力共同努力確認

Posted September. 09, 2000 21:47,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は金曜日夜(韓国時間)、韓露首脳会談を開き、南北首脳会談以後の南北関係改善のための協力、東アジアの安全構築、両国間の経済協力などについて幅広く論議した。金大統領とロシアのプーチン大統領は、金大統領が「鉄のシルクロード」と名付けた京原線とシベリア鉄道をつなぐなどの経済協力を、南北朝鮮とロシアの3国が合同推進する方案を積極的に模索することに合意し、東北アジア地域の経済協力に加速度が増すものと見られる。

まず、南北問題に関し、プーチン大統領は7日、北朝鮮を訪問した結果を詳しく説明した。プーチン大統領は「金正日(キム・ジョンイル)総書記は韓国との関係改善に積極的に取り組む意志を持っていることを感じた」と紹介した。また、続いて「金総書記がロシアを訪問することになっているが、その時南北関係改善のためにロシアが積極的にその役割を果たす」と約束した。これに対し金大統領はロシアの持続的な支援に感謝の意を表し、「これからも南北関係をスムーズに進展させることが東北アジアの安全と平和に寄与することである」と意見の一致を見た。

両首脳の対話は自然に経済協力の分野に移り、金大統領は京義線とシベリア鉄道の連結、イルクーツクガス田開発、ナホッカ工団開発などに韓・ロだけではなく北朝鮮も参加させる方案を推進しようという提議をした。この件について両首脳は、今月末の李漢東(イ・ハンドン)国務総理のロシア訪問時に、総理会談で具体的な方案を協議することで合意した。