金大中(キ厶・デジュン)大統領は9日(土)、朝鮮半島に完全な平和体制を成し遂げるためには、韓国と北朝鮮・米国・中国からなる4者会談で朝鮮半島の休戦協定を平和協定に転換する合意がなされなければならないと明らかにした。
これは同日米国内の知韓派の集まりであるコリアソサイエティ-主催の晩餐会で金大統領が明らかにしたもので、朝鮮半島の平和と南北関係改善は南北だけの関係改善では達成されないと述べた。
金大統領は同日、ニューヨークの韓国特派員たちとの懇談会で、平和協定の話し合いのための枠組みである4者会談はすでに具体的に浮かび上がっており、韓米、韓中の首脳会談で改めて取り上げることはしないつもりであると説明した。
また、近い内に日本の森喜朗首相と会うことになれば、1ヶ月中に4大国の首脳に会い、南北首脳会談の成果に対する支持を取りつけると述べ、これは南北両国のために望ましいことであり、今後大きな手助けとなるだろうと述べた。
金大統領は6日間の訪米日程を終え、日曜日の午後帰国の予定。
一方、金大統領に随行中の李廷彬(イ・ジョンビン)外交通商相は今回のミレニアムサミット期間中に、児童売春・買春及び児童ポルノ禁止議定書・児童の戦闘参加禁止議定書・生命工学の安全性議定書などの国際条約に署名した。