駐韓米軍毒物放流事件を捜査中のソウル地方検察所外事部は9日(土)、米8軍竜山基地霊安室の副所長であるアルバート・マクファルランド(国務員)が、韓国系アメリカ人である国務員に、フォルムアルデヒドの放流を直接指示したという供述を確保したと発表した。検察はまた、マクファルランドが国務員と共にフォルムアルデヒドを直接放流した疑いもあると述べた。
検察によると、マクファルランドは軍務員から、霊安室所長が沖縄の米軍基地で処理するから絶対に捨ててはならないという指示を受けたが、大掃除の名目で放流を強要した事が明らかになった。検察の関係筋によると、マクファルランドが放流の事実を認め、処罰を受けると陳述しているとし、遅くとも22日まではマクファルランドを廃棄物管理法違反の疑いで訴える考えであると話した。