秋夕には家族とビデオを・・・

秋夕（旧盆）になるとレンタルビデオ屋に向かう客が普段よりも二倍以上増える。彼らに最も人気があるビデオは、何といっても、最近、市販され始めたハリウッド大作だ。何ヵ月ぶりに店に寄る客らも「興行成功作」を好む傾向が強く、この時期に新作ビデオを借りることは至難の業だ。お得意先でも前もって予約をしておかないとなかなか手に入らない。もし、「興行成功作」を手に入れられなかった場合は、「アメリカンビューティ」、「スリピー・ハロー」、「デスティネーション」など、8月の人気ビデオを借りるのも一つの方法だ。

秋夕の特徴は、アダルトビデオの人気が落ちるという点だ。最近は韓国のアダルトビデオの全盛時代といえるほど、アダルトビデオのレンタル率が高い。しかし、家族が集まる伝統的な祝日の日には、アダルトビデオを見られる場所がない故に家族映画の人気が上がるのだ。最新作ビデオのうち、家族といっしょに見られる映画は、「机の引出しの中の童画」「サイドハウス」「コップ」「ここよりどこかへ」「サイモンバーチ」「パパを背負って学校へ」などがある。

映画館やビデオのレンタル店にとって秋夕による連休の特徴として、映画館ではスケールが大きい映画が新しく封切られるといる面であり、ビデオレンタル店にとっては、映画館で上映され大ヒットした大作映画がレンタルされはじめる点だ。映画館で印象深く観覧した映画か、大ヒットした映画のうち見られなかったビデオを探す客が多いという。最近では、「臥虎蔵龍」の影響で古典武侠映画の人気が高かった。

「ハローマン」「共同警備区域JSA」「十月愛」「タクシー2」などの映画が封切られる今年の秋夕による連休も例外ではないはずだ。