韓国の陳稔(ジン・ニョム)財相は今日、ブルナイで開かれたAPEC(アジア太平洋における経済会議)の財相会議の基調演説を通して、「北朝鮮との経済協力は、朝鮮半島は勿論、アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けた重要な転換点であるため、北朝鮮が国際社会との関係改善をできるよう、会員国らが積極的な協力と支援をすること」を促した。
陳財相は「急激な原油価格の上昇は、石油輸入国の経済運用の土台を揺るがすだけでなく、世界経済の安定を妨げる恐れがあるため、会員国らが力を合わせ、国際油価が早い内安定するように努力しなければならない」と述べた。また「韓国は、これまでの成果を基に、金融、企業、労動、公共の四つの分野の構造改革を早く完結させ、IT(情報技術)産業など、新たな分野の開発と南北朝鮮の経済協力の拡大を推進している」と説明した。