秋夕(旧盆)の民族大移動が始まった。
事実上の秋夕連休初日となる今日、全国の主要鉄道駅や空港、バスターミナルは里帰りの人と車で大いに混み合っている。建設交通省は「今年の秋夕連休には前年より3.99%多い2883万人(流動人口基準)が故郷を訪れ、高速道路利用車両は16.5%多い1600万台に達する模様」と発表している。
午後からソウル駅とバンポ高速バスターミナル、金浦空港などには両手いっぱいにお土産を抱えてはやる気持ちを抑えて故郷を目指す帰省客が殺到しごった返している。高速道路の場合、京釜(キョンブ・ソウループサン間)高速道路パンギョ〜クンネドン料金所、チョンアン〜モクチョンIC、大田(テジョン)〜フェドク分岐点区間などで大渋滞。同日正午のソウル出発基準で大田まで3時間30分、光州(クヮンジュ)まで5時間、釜山(プサン)まで7時間がかかるなど、普段より1〜2時間ずつさらに時間がかかる。韓国道路公社関係者は、「9日にソウルから出る車両は普段より7万〜8万台ほど多い26万台という集計結果が出た」とし、「10、11日にもほぼ同水準になるだろう」と話す。
帰郷車両は12日(32万2300台)と13日(29万1000台)に集中すると見込まれている。ソウル市は13日の夜遅く帰郷する人たちの便宜のために、地下鉄全路線と市内バス76路線1478台を14日午前2時まで延長運行する。