Go to contents

今年最大規模の台風上陸

Posted September. 14, 2000 10:41,   

한국어

韓国全土が、今年最も勢力が強いとされる台風14号‘サオマイ’の影響圏に入った。

これにより仲秋節(旧盆)の連休最終日となった昨日、ソウルへと戻る自動車および航空機と旅客船の運行に大きな影響が出ることとなり、最悪の帰京状況となった。

気象庁は昨日「台風サオマイは9時現在、済州島西帰浦(ソギポ)の南南西約590kmの海上に時速11kmの早さで少しずつ北上しており、今日と明日が今回の台風の山場となる模様」と発表した。

台風サオマイは昨日午後9時現在、中心気圧950hpa、中心付近の最大風速は36m/秒で、15m/秒以上の台風中心半径が740kmにおよぶ大型台風。今年韓半島への影響があった台風の中では、最も強力なものと予想される。気象庁は特に「台風前面にある雨雲の影響を受ける南部地方で昨日から降り出した雨は、今日から明日にかけ最高300mmとなる模様。今日から16日まで津波に対する警戒が必要で、西海側(黄海側)および東海側(日本海側)の低地帯にいる住民は全員避難させる」とした。

気象庁は今日までで、済州島地方は60〜100mm(多い所で200mm以上)、江原(カンウォン)道ヨンドンおよび南部地方では50〜100mm(多い所で150mm以上)、忠清(チュンチョン)道西部および北朝鮮地方は20〜70mm(多い所で100mm以上)の雨となると予想している。