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金正日総書記のソウル訪問、来年3、4月

金正日総書記のソウル訪問、来年3、4月

Posted September. 15, 2000 10:44,   

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金大中大統領は14日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の訪韓は来年の3、4月になるだろうと述べた。

金大統領はこの日、日本の朝日新聞社の箱島伸一社長らとの懇談で、金正日総書記の訪韓時期について、「現在3月か4月の線で話しているが決まったわけではない」としたが、「ほぼ決定したも同然だ」との認識を示したと朝日新聞が15日報道した。

これによると、金正日総書記が金容淳(キム・ヨンスン)労働党書記を通じて金大統領に伝えた口頭メッセージは、△南北首脳が発表した共同宣言を忠実に履行し △これまでの進展状況に満足している △今後も引き続き共同宣言をもとに具体的な合意事項を導き出すという内容だったという。

金大統領は韓国が北朝鮮に譲歩し過ぎているのではないかという指摘について、「それをいうならば北朝鮮の方がもっと譲歩したと思う。北朝鮮は南北関係の絶対的な条件であった駐韓米軍撤退、連邦制収容、国家保安法廃止について譲歩した」とし、「南北関係は一方が損をし、一方がより得をしたという観点では進展しない」と述べた。

金大統領は日朝の国交正常化のためには、何よりも日本の首脳が金正日総書記に直接合って話し合うべきだという意見を示した。