韓国のイ・サンギ(李相其)(34)選手が、韓国フェンシング史上、初のオリンピック銅メダルに輝いた。
ベテランのイ・サンギ選手は16日、シドニ-フェンシング競技場で開かれた男子フェンシング・エペ個人戦の準々決勝で、フランスのエリック・セッキ選手を15対14の1点差で押さえ準決勝に進出した。
しかし、イ選手は準決勝で、ロシア選手に惜しくも破れ、銅メダリストを決定する3・4位戦に進んだ。
3・4位決定戦では、スイスのマーシャル・フィッシャ-を15対14の1点差で押え、念願の銅メダルを手にした。
韓国のフェンシングがオリンピックでメダルを獲得するのは、84年のロサンゼルス大会への初出場以来、初めてのことである。