オリンピックの球技種目に参加している韓国チームが不安な出発をしている。
メダル獲得をねらっている女子ホッケーチームは宿敵であるアルゼンチンに敗れ、男子ホッケーチームはスペインに1対1の引き分けの勝負をした。男子ハンドボールチームは、逆転敗れをし、メダル獲得の可能性から遠のいた。
◆ホッケー
▽韓国 2—3 アルゼンチン(女子)韓国 1—1 スペイン(男子)
99アトランタオリンピックで銀メダルを取った女子チームは、16日行われたC組み予選の1回戦で、前半では2—1でリードしたが、後半に入り守備が崩れ、2失点されるなど、アルゼンチンに2—3と逆転敗けした。1敗した女子チームは17日、スペインと予選2回戦を行う。
男子チームもスペインと1—1の引き分けとなった。前半早々スペインのファブロー選手に1失点した男子チームは、総力で試合に臨んだにもかかわらず前半28分、ソン・ソンテ選手の1得点に止まり、引き分けで勝負を終えた。
◆ハンドボール
▽韓国 24—25 ユーゴ(男子)
全員海外進出選手で構成し、期待を集めていた韓国の男子チームは強敵ユーゴを迎え、24—25(10—12、14—13)と惜しくも敗れた。組織力の不在による単純な攻撃と穴だらけの守備で前半を10—12で終えた男子チームは、試合終了3分25秒前に24—24の同点のチャンスを迎えたが、追加得点には失敗した。残り8秒を残し、相手チームのネデコ選手に得点を許し、1点差で敗戦した。
男子チームは18日午前9時30分(韓国時刻午前7時30分)同じスタジアムで「伏兵」ドイツと予選2回戦を行う。