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“現代、GMが優先協商対象”

Posted September. 16, 2000 20:30,   

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金融監督委員会の李瑾栄(イ・クンヨン)委員長は16日、「現代がベンツクライスラーコンソーシアムとGMフィアートコンソーシアムを複数優先協商対象とし、大宇(デウ)自動車を年内に売却するよう努力する。」と述べた。これは、協商対象を複数にすることにより、以前、単独協商対象者だったフォードが突然引き継ぎを放棄したというような事態が再発するのを防ぎ、協商条件を有利にするためのものだと解釈されている。

李委員長は「二つのコンソーシアムのうち、どちらかが引き継ぎの協商に応じなかったり、引き継ぎを放棄する場合は、片方だけとの協商は行わないつもり。」だとし、二つのうちのどちらかが引き継ぎを放棄する場合、再入札を実施することを示唆した。

李委員長は「できる限りの方案を設け、年内に大宇自動車を売却する。」と付け加えた。

一方、現代自動車はこの日、大宇自動車の引き継ぎを積極的に行うという意志を見せた。現代自動車の李啓安(イ・ケアン)社長は16日、本紙との単独インタビューで「現代自動車としては予想外のチャンスというところ。」とし、引き継ぎへの積極的な参加意志を見せた。

これと関連し現代自動車の高位関係者は「我々は3月の入札に失敗した後‘9月にこそ’という言葉を残している。」とし、「万一、政府と我々の立場が決まれば、ダイムラークライスラーを説得することも考えられるだけでなく、場合によっては単独応札することも考えられる。」と述べた。



ホ・チャンソン、 ハ・イムスク記者 artemes@donga.com