「ガンバレ、ガンバレ、コリア」
オリンピック史上最大規模の民間応援団「2000シドニーオリンピックコリア応援団」(団長アン・スンチュン 安承春)が17日午前11時頃シドニーに到着し、本格的な活動に入った。
東亜ドットコム(www.donga.com)と韓国通信(www.kt.co.kr)など８つのインターネットサイトを通して、申し込みを受け付け、選抜された400名の応援団は同日午後３時からシドニーの都心近くにあるダルロングハーバーの柔道競技場で開かれた女子52kg級と男子66kg級の柔道競技を観覧し、北朝鮮のケー・スンヒ選手と韓国のチャン・チェシム（張載心）、ハン・チファン（韓智ファン）選手を熱烈に応援した。
応援団は特に、北のケー・スンヒ選手が出場する度に朝鮮半島旗(開幕式の入場式の時に使用)を振り、熱烈な応援を繰り広げ、ほかの国の応援団の目を引き、外信記者たちから写真のフラッシュを浴びたりした。
応援団はケー・スンヒ選手が出場する試合の度に「パンガプスムニダ（「お会いできて嬉しい」という意味）」という北の歌で入場するケー・スンヒ選手を迎え、試合が終り、退場する時には「我が願いは統一」という歌を歌った。ケー・スンヒ選手は退場する際、応援団の方に向かって、手を振りながら、笑顔でこれに応えた。
応援団は南北選手団同時入場の精神にのっとり、応援団の服にも朝鮮半島旗のマークを入れ、観覧初競技もケー・スンヒ選手が出場する柔道競技を選んだ。
応援団は21日までシドニーに滞在し、女子バスケット(韓国対ニュージーランド)、男子バレーボール(韓国対アルゼンチン)、女子ホッケー(韓国対イギリス)、野球(韓国対アメリカ)などの競技を観覧、応援する計画である。
シン・チヨン記者 higgledy@donga.com
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