フォードのテウ(大宇)自動車買収の放棄、国際原油価格の急騰、リストラの遅れなど、国内外での悪い材料が重なり、株価が沫獅オ、為替レートと金利が急騰するなど金融恐慌に対する不安感が大きくなっている。今日の総合株価指数は先週末より50.64ポイント(8.06%)下がった577.56、コスダック総合指数は10.60ポイント(10.68%)下落して88.65で場が閉められ、各々今年の最低値を記録した。
これは大宇自動車売却失敗により金融界で不良債権が増え、リストラに支障が出るとの懸念に加え、国際原油価格俣ォによる物価及び経常収支に対する不安心理が重なり、心理的な恐慌状態に陥ったものと見られている。専門家も明日に嵐閧ウれているスタンダード&プアース(S&P)、厶ーディスなど世界的信用評価機関の韓国訪問が目の前に差し迫っている時点で、金融市場が総体的に沈滞ムードに陥っており、国家信用等級にも否定的影響を及ぼす懸念があると口を揃えた。開場初めから急落で始まったこの日、取引所市場は外国人の売り攻勢に個人投資家すら投げ売りに加わり、一時75.42ポイント下げ、552.78まで急落する荒れ模様であった。韓国の代蕪I株であるサムスン(三星)電子も26ヶ月ぶりに下限価を記録した。
株価が上がった種目は上限価24個を含む、65個に過ぎず、一方下がった種目は806個(下限価149個)にも及んだ。証券取引所は去る4月17日以降、史上2回目の(午後1時2分から30分間)株式売買取引を停止させる、サーキットブレイカーズを発動することになった。
コスダック市場もやはり下落種目(546個)及び下限価種目(364個)が開場以来最大を記録するなど、これ以上落ちようのないところまで落ちた。コスダック時価総額(株式数×株価)は史上最大であった昨年の12月28日の98兆7044億ウオンに比べ、半分以下の44兆2070億ウオンへと減ってしまった。
一方、ャEルの外国為替市場では対米レート1ドルに対してウオンのレートは一時1138.00ウオンまで急落したが、午後に入り、短期差益を狙った機関投資家の買い注文が入り、安定した動きを見せて、11.50ウオン上がって、1131.40ウオンで引けた。3年満期の国庫債の収益率も株価沫獅ノ見舞われた為替レートの急落が輸入物価上昇→長期金利上昇へとの期待感により、前日比の7.92%より0.19%上がって8.11%で引けた。