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金大統領、経済不安の早期収拾を指示

Posted September. 19, 2000 19:54,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は19日(火)、資金の流れが重要なだけに証券取引市場の安定に最善を尽くすつもりだと明らかにした。

金大統領はこの日の午前、国務会議を主宰した席で高油価、半導体価格の下落、フォード社の大宇自動車(デウ)買取り放棄などからはじまった最近の証券取引市場の不安定に対してこのように語り、経済不安を早期に解決出来るよう、総力を上げるよう内閣に指示した。さらに金大統領はどうしようもない外部要因は仕方がないが、我々の出来ることに関しては最善を尽すとしながら、企業、金融、公共、労使の4大改革は約束通り、来年の2月までに完了すべきだと強調した。金大統領は高原油価対策に関しても価格政策を通じ、エネルギーを使えば使うほど負担が大きくなる制度を取り入れる必要があると語り、官庁を先頭に省エネ運動を繰り広げるべきだと述べた。

金大統領は公企業の監査結果に関して、公企業のモラルハザードが深刻で嘆かわしい状況であるとし、所管の長官らが重大な決心をもって責任の追及と共に改善策を備えるよう指示した。

金大統領は実物経済は徐々に好転しており、我が国の株が低く評価されているという分析もあるため、自信を持って改革を推進し、経済力を強化すべきだと強調した。



崔永默(チェ・ヨンムク)記者 ymook@donga.com