朴智元文化観光相辞任

ハンビッ銀行不法貸出し事件と信用保証基金貸出保証における圧力事件でハンナラ党の集中攻撃を受けて来た文化観光省の朴智元(パク・ジウォン)長官が、今日午前記者会見を開き、国民の皆さんに迷惑をかけ申し訳ないと思っているとし、大統領の国政運営の負担になってはならないという思いから今日の朝、長官職を辞退する事を大統領に伝えたと発表した。朴長官は自分に対する疑惑に関しては公の立場ではなく一般人の立場で、検察が実行するすべての調査に対し積極的に協力するつもりだとし、イ・ウンヨン氏も自ら約束した通り、21日の正午まで検察に出頭し、すべてを明らかにすることを促した。

朴長官は辞退したものの、ハンナラ党は朴長官の逮捕捜査と特別検査制度の導入を要求し続けており、政局正常化の見通しはなお不透明な状態だ。

民主党は朴長官の辞退が国政正常化のきっかけになることを期待し、金大中大統領が日本訪問を終えて帰国する来週のはじめには、政局収拾のための最終建議案を報告した後、対与党協商に積極的に取り組む事にした。