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ハンナラ党、プサンで特別検事制度導入主張

ハンナラ党、プサンで特別検事制度導入主張

Posted September. 22, 2000 13:03,   

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野党・ハンナラ党は、21日プサン駅前の広場で「金大中政権の国政破綻糾弾大会」を開き、ハンビッ銀行の不法貸出に対する特別検事制度の実施を強く要求した。一方、与党・新千年民主党のソ・ヨンフン(徐英勲)代表は、記者会見でハンビッ銀行事件に対して「背後に別の勢力があるのではないか」と述べ、ハンナラ党の国会参加を促した。

このような与野党の攻防とは関係なく、ハンナラ党一部から国会に参加すべきだという意見が出されていることから、今週末、両党の接触を通じて来週からは与野党の交渉が本格的に始まる可能性があると思われる。

与党は、金大中大統領が24日、訪日を終えた後、ハンナラ党のイ・フェチャン(李会昌)総裁との面談および自由民主連合のキム・ジョンピル(金鐘泌)名誉総裁とのいわゆる「DJP」会同を進めることも検討している。

21日のプサン集会でイ・フェチャン総裁は、「パック・ジウォン(朴智元)さんの長官職辞任だけでは金大中大統領の傲慢と独断を改めることはできない。これは問題解決の始まりにすぎない。パック・ジウォンさんが辞任することにより問題を有耶無耶にしようとするならば、金大中政権は激しい国民の抵抗に直面するはず」と述べた。イ総裁は、「ハンビッ銀行事件について政府はパック・ジウォンさんの介入が事実ではないとしても、特別検事制度を導入し、真実を明らかにすべき」だと促した。また、「医薬分業はいくらその目的がよいとしても、その方法が国民に不便であれば再考すべきである」と医薬分業の再検討を求めた。

一方、民主党のソ・ヨンフン代表は、党社で記者会見を開き、パック・サンチョン(朴相千)、キム・グンテ(金槿泰)、チョン・デチョル(鄭大哲)最高委員とチョン・キュンファン(鄭均桓)院内総務などの野党との交渉代表に、政局の正常化に必要なすべての権限を委任すると述べ、与野党の幹部会談の開催を提案した。又、ハンビッ銀行事件に対する特別検事制度の導入については「拒否する」との意志を明らかにし、「疑惑を呼び起こしたイ・ウンヨン(李運永・信用保証基金の元ヨンドン支店長)というひとは一般人の想像を絶する形で通信(電話連絡)を通じて記者会見をした」として、「背後に別の勢力がある可能性がある」という疑惑を提起し、「果たしてどのような人物が関連しているかを徹底的に調査すべき」だと述べた。