證券取引所とコスダック市場では投げ売りの樣相を見せて,総合株価指数が暴落,また再び年間最低値を更新するといった,泥縄状態となっている.
今日,総合株価指数は前日の指数よりおよそ42.74ポイント(7.17%)急落して553.25を記録,550台へと落ち込んだ.同日の指数は去る99年3月5日の538.19以来1年6ヵ月半あまりの期間中最低水準のものである。下落率7.17%も年間3位を記録した。
政府の40兆ウォン公的資金追加補正の発表があったが,米国のナスダック市場における半導体急落,大宇(デウ)自動車売却の行き詰まり,中東地域の緊張の高まりと長引く高原油価格など超大型の悪影響が重なり,株価指数は急落の勢いを見せた。先物市場も場が始まる頃には12月ものの先物価格が急落し,先物オ−プション市場の売買が一時中断されるといったサ−キットブレイカ−ズが発動された。
特に,外国人投資家の半導体株を中心とした1952億ウォンもの売りが殺到し,投資心理はさらに悪化した。これら投資家は三星電子の1242億ウォンもの株,現代電子の382億ウォンもの株をそれぞれ売却した。三星電子の場合,13%以上急落し,19万ウォンで値が引け,株価総額30兆ウォンが崩壊した。