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金大統領ー 森総理、対北支援に関し合意

Posted September. 24, 2000 19:37,   

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日本を訪問中の金大中(キム・デジュン)大統領は今日午前東京近くの温泉休養地熱海市にある百万石ホテルで日本の森喜朗総理と第2次首脳会談を持ち、対北食糧供与と社会間接資本施設の建設のために両国が支援することで合意した。金大統領は朝食会を兼ねた会談で北朝鮮の食料事情が困難で、国内外の支援が必要だとして、苦しい時に助け合うのが北日(朝日)関係改善にも役立つと述べて、対北食糧支援を要請し、これに対して、森総理は積極的に努力するとの受諾の意思を表明した。

韓日両国は特に、北朝鮮の食糧難を根本的に解決する為には農業の基盤作りが重要だとして、近い内に両国実務者間の協議を持つことにした。両首脳はまた、北朝鮮が朝鮮半島統一まで駐韓米軍の必要性を認めることは米国のみならず日本との関係改善をも望んでいることを示唆するものであるという点で認識を分かち合い、今後日本の対北関係改善のために両国が協力していくことで合意した。

両首脳は、また、ミヤンマ問題に関連して、国連決議でミヤンマ政府とアウンサン・スージ女史の間で話し合いを勧めたにもかかわらず、事態に進展が見られないことに遺憾の意思を表明し、両国が国連決議の履行のために積極的に協力していくことにした。金大統領は4日間の日本訪問の日程を全て終え、大統領夫人の李姫鎬女史とともに今日の午後帰国した。