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日本キラー、 ク・デソン

Posted September. 27, 2000 18:23,   

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ク・デソンはビッグゲームになればなるほど、自分の実力を余すところなく発揮する韓国プロ野球の代表的な左腕投手である。日本との3位決定戦で1失点の完投勝ちを収めたク・デソンは、韓国の銅メダル獲得に最も大きな貢献をした。ク・デソンはこの日の試合で最高球速140km台のストレートと、打者の虚をつくチェンジアップを決め玉にし、3四球・5安打を許しただけで三振もなんと11個奪った。

今シーズン抑え投手として何度となくチームの勝利に貢献したが、「峠を越えた投手」と心配されたりもした。しかし、今回のオリンピックで3ゲーム19と1/3イニングを投げ、1.86という防御率を挙げ、プロ選手の中で最も目立った活躍をしたという評価を受けている。アマ時代に国家代表の最高の左腕投手として名声を得たク・デソンはあったが、93年ハンファ入団直後肩の故障で自分の力を発揮できなかった。

しかし、95年からすこしづつ自分の力を発揮し始め、96年には最多勝、救援、防御率、勝率の4冠王になり、シーズン最優秀選手(MVP)に選ばれた。咋シーズンは先発と抑えの両方をしたため救援3位に止まったが、韓国シリーズでは4セーブポイントを挙げ、チームの優勝に大きく貢献し、最優秀選手に選ばれた。今シーズンは4勝6敗21セーブ、防御率2、36でいい成績を残しているように見えるが、チームの決定的な場面で抑えとして登板し、崩れることが多く、ファンをがっかりさせていた。しかし、ク・デソンは18日、オーストラリア戦で救援投手として登板、4と1/3イニングを投げ三振7個を奪い、無失点の好投をして、決勝トーナメントでの活躍を成功させていた。

ク・デソンは、ベスト4進出の最大のヤマ場と見られていた23日の日本戦でも6イニングを投げ、日本の強打線を1失点に抑え、韓国の勝利に貢献した。今回のオリンピックで韓国代父`ームの実質的なエースとしてアメリカ、日本のプロ野球関係者から高い評価を得たク・デソンは、今シーズンを終えた後、所属チームであるハンファの同意を得て海外に進出する見込みである。