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米、対北政策でシャーマン調整官を任命

Posted September. 27, 2000 11:34,   

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米国の国務省は25日、「対北朝鮮政策を担当する調整官に、ウィリアム・ぺリー対北朝鮮政策調整官の後任で国務省の対北朝鮮政策輔佐官である、ウェンディ・シャーマン大使を任命した」と発表した。リチャード・バウチャー国務省スポークスマンは、定例ブリーフィングで「ペリー調整官は優れた指導力と献身的な努力で、北朝鮮に対する政策の枠組みをつくるのに寄与した。ペリー調整官は今後も必要とする場合、北朝鮮に対する政策について助言をする」と述べた。

シャーマン新任調整官は、今年5月にペリー前調整官が北朝鮮を訪問した際、代表として同行するなど、米国のそれぞれの部署との対北政策を調整する一方、実務的に総括した人物である。韓国の統一外交政策関係者らはシャーマン調整官に対して「とても賢くて、しっかりした考えをお持ちの方だ」と、早くもその高い能力を評価する人も多い。

シャーマン調整官は、ボストン大学を優秀な成績で卒業し、メリーランド大学で修士課程を修了。国務省の議会担当次官補(93〜95年)と諮問官(98年以後)を経て、朝鮮半島問題の他に中東の問題など重要な国際問題を担当してきた。