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南北経済協力機麹成合意:全今振 、南の食料提供に謝意表明

南北経済協力機麹成合意:全今振 、南の食料提供に謝意表明

Posted September. 28, 2000 20:35,   

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第3次南北閣僚級会談に参加しているパク・ジェギュ(朴在圭)韓国側首席代表、チョン・クムジン(全今振)北朝鮮側団長は、木曜日の初会議に先立ち2回目の非公開折衝を行い、南北経済協力問題を包括的に扱う協議・実践機構構成で合意した。これにより韓国側が提案した分野別実践機構のうち、経済共同委員会が近いうちに発足し、動き出すものと見られる。政府当局者はこの日、首席代表の非公開接触で多くの成果があったとし、京義(キョンウィ)線鉄道、並行道路工事、イムジン(臨津)江共同水防対策など、経済原案を総体的に協議、実践する機構構成ということで意見が一致したのが大きな成果だと明らかにした。

「両国はまた25、26日南北経協実務折衝で完全に合意できなかった精算決済と紛争調停分野も早くに妥結することになった」と当局者が伝えた。南北両国はこの日、初の会議で、閣僚級会談を南北協力の中心協議体として南北懸案事項解決を先頭に立って進めていこうということで認識の一致を見せた。パク・ジェギュ韓国側首席代表は基調発言で政治・軍事・経済・社会文化など分野別実践機構のうち、まず経済委員会の速やかな発足とスタートを提議し、12月に予定される第3次南北赤十字会談で離散家族問題を画期的に解決することを求めた。

パク代表はまた、全海外同胞南北故郷訪問のための両国協力、学術・文化交流拡大のための教授・大学生・文化人で構成される訪問団の試験的交換、来年の8月15日からソウル・ピョンヤン往復親善サッカー大会長期開催など3大社会文化交流を提案した。

これについてチョン・クムジン北朝鮮側団長は新しい提案は出さず、最近閣僚級会談・赤十字会談・経協実務折衝・軍事当局者会談・キム・ヨンスン(金容淳)特使訪問などを通して、南北が新たな対話の時代に入ったとし、現状況を肯定的に評価した。チョン団長はまた韓国側の対北食料借款の提供について、食料事情が悪くなった我が国のため食料を提供してくれることを有り難く思うと感謝の意を表した。しかし彼は、UNという各国代表が揃っている舞台で、外交通商副大臣が「南北の歴史的状況が韓国の包容政策の結果だ」と演説したことは少し間違っているとしイ・ジョンビン(李廷彬)大臣のUN発言に遺憾の意を表明した。