米国と北朝鮮は27日(現地時間)、ニューヨークの国連代表部で開かれた二ヶ月ぶりの会談で、ジュネーブ核合意の履行と北朝鮮のテロ支援国指定に対する解除問題など全ての懸案について論議した。
米国側の首席代表として参加したチャールズ・カートマン・朝鮮半島平和会談特使はこの日、午前と午後の7時間にわたる会議が終った後「柔らかい雰囲気のなかで会議が進められた。」とし、議題や細かい会議の進展事項については話していなかった。
金桂寛(キム・ケグァン)外務省部長を首席代表とする北朝鮮代表団は、二日目の会議だけを確認し、会談の場から出た。次の会談は28日午前10から行なわれる予定。
双方の代表団はこの日午前会議の後、近くの中華料理店で昼食と共にした。国連の外交筋によると「北朝鮮のミサイル開発と輸出、テロ行為支援国の疑惑解除など、米国が敏感に扱っている議題が全て論議されているため、この会談の成果といえば米国がどれだけ北朝鮮のメンツを立たせるかによって決定される」と指摘した。